乳製品も白砂糖も不使用の昔ながらのなつかしい昭和風の固めの豆乳プリンの作り方をご紹介します。
カラメルにはきび砂糖を使い、ビターなべっこう飴のようなコクあるカラメルソースを目指し、アパレイユ(プリン生地)には卵を3つ使い、卵感がありながらも豆乳のさっぱりさもある、なめらかで極上の優しい味わいを目指します。
プリンは材料も作り方もシンプルですが、美味しく失敗なく作るための、お菓子の基本要素がたくさん詰まったスイーツです。そしてシンプルなだけに、素材や分量、混ぜ方、焼き加減ひとつで味わいが変わったりもします。
ポイントをしっかり 学んで、昭和レトロな喫茶店で出てくるような堅焼きプリンを作りましょう〜。
基本を学んだら自分好みの、甘さにしたり豆乳の種類や量を変えてみたり、さらに卵黄をプラスしてみたりと色々楽しんでみてくださいね♪
材料(4個分)
[A] アパレイユ(プリン生地)
- 卵 3個 (常温に戻しておく)
- 豆乳 300g
- きび砂糖 50g(25g+25g)
- バニラペースト 適宜 (バニラオイルでもよい)
[B] カラメルソース
- きび砂糖 40g
- 水 15g
- 熱湯 30g
湯煎用のお湯 適宜
作り方
1 | [B]カラメルソースを作る。フライパンにきび砂糖と水を入れきび砂糖に水が馴染んだら火をつけます。 Point!! 砂糖が結晶化してしまうので、色が濃くなり始めるまでゴムベラなどで触らずに火を入れましょう。 | |
2 | 1が沸騰して大きな気泡が小さくなり煙が出はじめ、色づいて濃い色になったら火を止め、熱湯を加え再び火をつけて沸騰したら混ぜて、プリンカップにカラメルソースを流し、冷ましておきます。 | |
3 | [A]アパレイユを作る。ボウルに卵を加えて溶き、きび砂糖を加えて混ぜる。 Point!! 卵は泡だてないように、左右に動かしコシを切るように混ぜましょう。 | |
4 | お鍋に豆乳、きび砂糖、バニラペーストを加えて火にかけ、50℃程度になるまで温める。 Point!! 豆乳は沸騰させると分離して卵に加える際火が入ってしまうので、温め過ぎないでください。 | |
5 | 4を3に2回に分けて合わせる。 | |
6 | 5をこす。 | |
7 | 2のカラメルソースの入ったプリンカップに6のアパレイユを流し入れ、アルミホイルで蓋をする。 | |
8 | バットに布巾を敷き7を並べて、湯煎用のお湯を注ぐ。 | |
9 | アパレイユが温かいうちに、150℃に予熱したオーブンで25~35分焼いて粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やす。 Point!! 全体が固まり揺らすと表面がふるふると軽く波打つのが、焼き上がりの目安です。 | |
10 | 完成! |
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