パクペルでは、これから海外のフードダイバーシティ事情についても配信していきま す!
記念すべき第1弾は、フィンランドのグルテンフリー生活です。
ムーミンやサウナ、かわいらしい雑貨や家具で有名なフィンランドですが、幸福度が高く個性や多様性を大事にしている成熟した国という印象も強いです。そんなフィンランドのグルテンフリー生活事情はどうなっているのでしょうか?
フィンランド人の旦那さんとの結婚を機に、15年前からフィンランドのヘルシンキで家族3人で暮らしているみゆきさんに現地レポートをして頂きました。
記念すべき第1弾は、フィンランドのグルテンフリー生活です。
ムーミンやサウナ、かわいらしい雑貨や家具で有名なフィンランドですが、幸福度が高く個性や多様性を大事にしている成熟した国という印象も強いです。そんなフィンランドのグルテンフリー生活事情はどうなっているのでしょうか?
フィンランド人の旦那さんとの結婚を機に、15年前からフィンランドのヘルシンキで家族3人で暮らしているみゆきさんに現地レポートをして頂きました。
最近、日本でも注目されているグルテンフリーですが、フィンランドではかなり前から生活に馴染みのあるものです。
と言うのも、フィンランドでは昔からグルテンアレルギーやセリアック病といったグルテンを食べられない人がいたからです。これらの病気の人は、小麦などのグルテンを含む食事を食べるとお腹が張ったり、下痢、疲れやすい、貧血などの症状が出ることがあります。
フィンランドの主食はじゃがいも、とも言われますが、パンを食べることが多く、小麦だけでなく、ライ麦、オーツ麦、大麦などの穀物を食べて育っているので、年齢とともにグルテンにアレルギーが出てくると言うのも納得ですよね。
健康や美容のためにグルテンフリーをしているのであれば大麦やライ麦等のグルテン量が少ないものを食べることも可能ですが、グルテンアレルギーの人には絶対NGです。なので、フィンランドにはどんなに小さなスーパーでもグルテンフリーコーナーがあって、グルテンフリーの粉からパスタ、クッキーなどの既製品まで取り揃えています。