包丁もミキサーも使わず、スプーンひとつで簡単に作れる、濃厚かぼちゃスープです。
オーブンでじっくりローストしたかぼちゃは、まるでデザートのように甘く、濃密な旨みがぎゅっと凝縮。そのかぼちゃを牛乳(またはお好みの植物性ミルク)とコンソメだけで煮溶かせば、コトコト煮込むこともなく、驚くほど濃厚でまろやかな「とろける一杯」が出来上がります。素材そのものの甘さが際立つため、調味料は最小限で十分。忙しい日でも、手をかけずに“丁寧な味”を楽しめる、まるで魔法のようなスープレシピです。
さらに、スープで残ったかぼちゃの皮は捨てずにごちそうにするフードロス・ リメイクレシピもご紹介します。天板に広げてチーズをふりかけ、こんがり焼くだけで香ばしくて止まらないおいしさに。おつまみ・副菜・子どものおやつはもちろん、小さく割ってクルトン代わりにもなります。
ひと口で「もう他のスープには戻れない…!」と思わず唸る感動のレシピ。ぜひお試しください。ハロウィンにもピッタリです♪
材料(約4人分)
- かぼちゃ 約500g
- 牛乳 300g(豆乳などお好みの植物性ミルクでも可)
- コンソメ 8g
作り方
1 |
![]() ![]() | かぼちゃは種とワタをスプーンで取り、濡らしたキッチンペーパーで包んでからさらにアルミホイルで包む。 |
2 |
![]() ![]() | 180℃のオーブンで30〜60分焼く。竹串がスッと通るまでが目安です。 |
3 |
![]() ![]() | 皮を残し、スプーンで実の部分だけをくり抜いて鍋に入れる。 |
4 |
![]() ![]() | 牛乳(または豆乳などの植物性ミルク)を加えて温め、濾す。 Point!! かぼちゃの水分量や大きさで濃度が変わるので、牛乳や豆乳を少しずつ足して濃厚を調整してください。 |
5 |
![]() | 鍋に戻し入れ、コンソメを加えて温め直す。 Point!! ・かぼちゃの旨みが濃いので味付けはコンソメだけで十分ですが、足りなければ塩で整えてください。 ・かぼちゃの食感を残したい方は、温まった時点で完成です。よりなめらかに仕上げたい場合は、濾すことで上品な口当たりになります。 ・かぼちゃは、時間の経過とともに“濃縮”が進んで、よりドロッとした状態になります。食べる前に牛乳や豆乳を少し加えてのばすと、なめらかでおいしくいただけます。 ・冷製スープとしてもおいしくいただけます。作る際は、常温までしっかり冷ましてから保存容器に移し、冷蔵庫で3〜4時間以上冷やしてください。食べる前に軽く混ぜ、なめらかさを戻します。濃度が強い場合は、牛乳や豆乳を少量ずつ加えてお好みのとろみに調整してください。 |
6 |
![]() | 器に注いで完成! |
余ったかぼちゃの皮でもう一品♪ - かぼちゃの皮のチーズ焼き

スープ作りで余ったかぼちゃの皮で作れる、「かぼちゃの皮のチーズ焼き」をご紹介します。おつまみやおやつ、副菜はもちろん、小さくちぎってクルトン代わりにスープに浮かべてもOKです!
フードロス対策になるだけでなく、かぼちゃの皮はβ- カロチンやビタミンC、食物繊維等、栄養素も豊富なので、身体にも優しいです。
材料
- スープ作りで余ったかぼちゃの皮 適量
- チーズ 40〜50g
作り方
- 板にオーブンクッキングシートを敷き、かぼちゃの皮を広げて並べる。
- 上からチーズを好みの量ふりかけ、180℃のオーブンで6〜10分、こんがりするまで焼く。