暑い日でもさっぱり美味しく食べられる、爽やかな冷製シーフードパスタを作ってみませんか?バジルの香り豊かなジェノベーゼソースが、冷たいパスタとぷりぷりのシーフードに絡み、ひと口ごとに涼やかな風味と旨みが広がります。
ジェノベーゼソースは、イタリア伝統のバジルソース。鮮やかな緑色とフレッシュな香りが魅力で、作り置きしておけば、パスタはもちろん、肉料理や魚料理、サラダ、炒め物まで幅広く活躍する万能ソースです。
今回ご紹介するのは、冷凍シーフードミックスとパスタを一緒に茹でるだけの、とっても手軽なレシピ。「シーフードが縮んでしまう」「固くなる 」「臭みが気になる」といったお悩みを解消するコツもご紹介していますので、どなたでも美味しく仕上がります。
冷たく冷やしたパスタに、バジルの爽やかな香りとシーフードの旨みが加わり、食欲をそそる一品に。暑い日のランチや、ちょっと特別な日の食卓にもぴったりです。
ぜひこの夏、バジルの香り広がる冷製シーフードパスタをお試しください!
材料(2~3人分)
[ジェノベーゼソース]
- バジルの葉 50g
- にんにく 1片
- 松の実 30g(ロースト済みもしくは軽く炙っておく、手に入らない場合は、くるみやカシューナッツなど他のナッツ類でも代用可)
- 塩 3g
- こしょう 少々
- オリーブオイル 120g
[パスタ]
- グルテンフリーパスタ 120g(グルテンフリーパスタでない通常のパスタでもOK。カッペリーニやフェデリーニがおすすめ。今回はアルチェネッロのグルテンフリーパスタを使用)
- 水 2L
- 塩(ゆで用) 20g
[魚介]
- 冷凍シーフードミックス 200g(今回は大粒タイプを使用しています)
- 水 500g(解凍用)
- 重曹( 食用) 大さじ2
- 塩:大さじ1
[仕上げ]
- パルミジャーノ・レッジャーノ 30g(粉チーズでも代用可)
- 塩 適量(味を調える用)
- (お好みで)飾り用のバジルやハーブ
作り方
1 | ![]() | ボウルに水500gを入れ、重曹大さじ2と塩大さじ1を加えてよく溶かします。そこに冷凍シーフードミックスを入れ、20分ほど置いて解凍します。解凍できたらザルにあげ、水気をしっかり切っておきましょう。 Point!! 冷凍シーフードミックスは、凍ったまま調理すると臭みが出やすく、身が縮んでしまうことがあります。重曹にはたんぱく質を引き締める働きがあるため、重曹を溶かした水で解凍することで、魚介の身がしまり、プリッとした食感に仕上がります。さらに塩を加えることで、水分や旨みの流出を防ぎ、加熱しても縮みにくくなります |
2 |
![]() ![]() | バジル、にんにく、ローストした松の実、塩、こしょう、オリーブオイルをハンドミキサーやフードプロセッサーでなめらかなペースト状にします。 Point!! 松の実はフライパンで軽く炒って香ばしくしておくと、コクが出て美味しくなります。 |
3 | ![]() | 鍋に2Lの水を沸かし、塩20gを加え、パスタをパッケージ通りの時間でゆでます。 Point!! 冷製パスタはゆでたあと冷やすので、温かいパスタのようにアルデンテにせず、表示通りの時間でしっかりゆでましょう。 |
4 | ![]() | パスタがゆで上がる2~3分前になったら、1で解凍したシーフードミックスを加え、一緒に火を通します。 Point!! 大きめのシーフードなら3分前、小さめなら2分前が目安です。時間差で加えることで、魚介のプリッとした食感が活きます。 |
5 |
![]() ![]() | ゆであがったパスタとシーフードをザルにあげ、氷水でしっかり冷やします。その後、キッチンペーパーなどで水気をよく取ります。 Point!! 水分が残っているとソースが水っぽくなったり味がぼやけてしまったり、うまくからまなくなるので、よく水気をとりましょう。 |
6 | ![]() |
パスタとシーフードに、ジェノベーゼソース(大さじ3程度)とパルミジャーノ(約30g)を加えて全体をよく混ぜ合わせます。ソースとチーズはお好みに合わせて加減しましょう。 |
7 | ![]() | 味をみて塩で整えたら、お皿に盛りつけます。飾り用のバジルやハーブを添えれば、より華やかな仕上がりに。 Point!! お皿もあらかじめ冷やしておくと、より美味しく感じられます。 |