皆さん「ヴィーガンチョコレート入門レッスン」はご覧になっていただけましたか?
ここ数年、カカオ豆の価格が高騰し、有名なショコラティエのショコラも、身近に買えるチョコレート菓子も全て値上がりしています。今後もチョコレートの価格はさらなる上昇が予想され、価格を抑えるために品質を妥協せざる得ない状況も増えてきそうです。
そんな中、少しでも美味しく、リーズナブルにチョコレートを楽しむためには手作りが1番!どうせ作るなら身体に優しいチョコレートを作りたいですし、大切な方へプレゼントするなら、身体に優しいチョコレートをプレゼントしたいですよね♪
「ヴィーガンチョコレート入門レッスン」でご紹介しているヴィーガンチョコレートは、一般的な乳製品やたっぷりの白砂糖が使われている高カロリーのチョコレートとは違い、プラントベース(動物性原材料一切不使用)・白砂糖不使用で作られた、低糖質、低カロリーのヴィーガンチョコレートになっています。アレルギーの方はもちろん、ダイエット中の方でも、またそうでない方でも誰もが我慢せずに食べられる、「むしろ食べた方が身体に良い、チョコレート」です。しかも食べてびっくりその美味しさや口溶けは、まるで高級チョコレート。“身体に良くて美味しい”という夢のようなチョコレートです。
本特集では、パクペルが普段使用しているヴィーガンチョコレートの材料について、ご紹介します。「ヴィーガンチョコレート入門レッスン」では全て今回ご紹介する材料を使用しています。
レシピに書かれている同じ材料を使っても、商品によって風味や味わい仕上がり大きく変わる場合がありますので、まずはこちらを参考にしてチョコレート作りをして頂き、その後に自分なりの材料を探してみると良いかもしれません。
ぜひ最後までお読みいただき、身体に優しくて美味しいチョコレートをあなたも作ってみてくださいね!
[関連読みもの]
・初心者大歓迎!ヴィーガンチョコレート入門レッスン
・初心者必見!パクペルで使ってるヴィーガンチョコレート作りの道具・調理器具
※ 一部リンクは、アフィリエイトリンクになって います。但し、商品選定に当たっては事業者とのやりとりは無く、パクペル独自でおすすめ商品をご紹介しています
精製ココナッツオイル

ココナッツオイルは「ヴィーガンチョコレート入門レッスン」のDay1の「生チョコレート」とDay2の「トリュフチョコレート」に使用します。
ココナッツオイルの多く含まれる「中鎖脂肪酸」は脂肪の燃焼促進や抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果やダイエット効果が期待できます。
ココナッツオイルは25℃以上で液体化するため、普通のチョコレートより圧倒的になめらかで口溶けが良い仕上がりになります。体温よりも低い温度で溶け始めるので、口の中に入れた途端淡雪のように溶 けていきます。
ココナッツオイルには、精製を行わずに低温で圧搾した“未精製ココナッツオイル”と、高温で圧搾し漂白や脱臭などの処理をした“精製ココナッツオイル”の2種類があります。未精製ココナッツオイルはトロピカルな独特な香りがあるため、今回のチョコレート作りでは“精製ココナッツオイル”を使用します。
パクペルではcocowell (ココウェル)の 「オーガニック プレミアムココナッツオイル(無香タイプ)」を使用しています。こちらは、パウチのまま湯煎にかけて溶かす事ができ便利です。瓶やプラスチック容器タイプのものを使う場合は、必要なグラムをボウルに取り出し湯煎で溶かしてから使用します。
カカオバター

カカオバターは、 チョコレートの主原料のカカオ豆に含まれている植物性油脂のことです。カカオバターはホワイトチョコレートのようなクリーム色をしていて、香りはチョコレートの香りがしますが、味はありません。
カカオバターは、体温より少し低い、33~34℃で液体化する性質があるため、口の中に入れると、なめらかに溶ける感覚を味わうことができるます。
またカカオバターの主成分である、「ステアリン酸」は低カロリーで吸収されにくいので、カカオバターは油脂の中では太りにくいと言われています。もちろん低カロリーといっても脂肪分なので、取り過ぎには注意が必要で、適量を心がけることが大切です。
パクペルではシェフズチョイスの「オーガニックローカカオバター」を使用しています。
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カカオパウダー / ココアパウダー

カカオバターがチョコレートの風味や口溶けを作り出すのに対して、カカオパウダーは味の骨格の部分、コクや香り、ほろ苦い深み等を作り出します。
香り高いココアパウダーを使えば香り高いチョコレートが作れますし、酸味がやわらぐようにアルカリ化されているものを選べば酸味の少ないチョ コレートを作ることができます。但し、アルカリ化処理は、カカオ本来のフルーティーな風味だったり、栄養を損う場合があるので、健康効果を重視する場合はアルカリ化されていない製品を選ぶと良いでしょう。
また一般的には焙煎していないものをカカオ、焙煎したものがココアと言われます。焙煎することでカカオの香りや苦味、深みが引き立ちますが、焙煎をすると、カカオ豆のもつミネラルやビタミンなどの栄養素が一部抜けてしまうデメリットもあります。カカオパウダーとココアパウダーのどちらかを使うかはお好みで選択してください。
パクペルでは富澤商店の「純ココアパウダー」を使用しています。深い色があり、カカオの豊かな香りがあって、深みのある味わいがあります。
もし焙煎していないカカオパウダーを使用したい場合は「オーガニックローカカオパウダー」がおすすめです。非加熱(RAW製法)
