エッグベネディクトは、ニューヨーク発祥のニューヨーカーに定番の朝食/ブランチメニューのひとつです。
カリッと焼いたパンとこんがりベーコン、とろりと流れたポーチドエッグの黄身のコンビネーションが絶妙です。
エッグベネディクトに欠かせないオランデーズソースは、卵黄にバターやレモン果汁を混ぜ合わせた、フランス料理では基本のソースで、湯煎で攪拌した卵により、ふわふわと軽い口当たりが特徴です。オランデーズソースは大量のバターを使うため、高カロリーでheavyですが、今回はバターを一切使わずに、オリーブオイルを使って作る、コクがあるのにヘルシーでライト なソースをご紹介します。通常のオランデーズソースより、驚くほど軽やかで、フルーティなオリーブオイルの風味良いソースは、エッグベネディクト以外にも、茹でたお野菜にかけたり、お魚のソテーのソースなどにも色々と使えます。
前回ご紹介した米粉イングリッシュマフィンを使えば、さらに健康的な、グルテンフリーで乳製品不使用の、身体に優しいエッグベネディクトが作れちゃいます!ヘルシーでニューヨーカー気分になれるこんな朝食を食べてみたいと思いませんか?
[関連読みもの]
・世界の料理レシピ ~ ニューヨーク編
材料(2個分)
- 米粉イングリッシュマフィン
(作り方はこちら)
- ベーコン 2枚
- アボカド 1/2個
- ルッコラ 適宜
- レモン汁 小さじ1
- 塩 少々
- パプリカパウダー 少々
- シブレットやディル、パセリなどのハーブ 少々
ポーチドエッグ
- 卵 2個 (常温に戻しておく)
- 酢 30g (グルテンフリー)
バター不使用のオランデーズソース
- 卵黄 2個 (常温に戻しておく)
- オリーブオイル 40g (冷たい場合は少し温めておく)
- 水 10g (常温)
- レモン汁 小さじ1
- 塩 少々
- こしょう 少々
作り方
1 | ![]() | フライパンでベーコンを両面焼く。 |
2 | ![]() | アボカドに塩とレモン汁を加えてフォークで荒く潰す。 |
3 | ![]() | イングリッシュマフィンはフォークで側面にザクザク切り込みを入れ、手で割りトーストする。 |
~ ポーチドエッグ ~ | ||
4 | ![]() | ポーチドエッグを作ります。鍋にお湯を沸かし、沸騰したら酢を加え、その後再沸騰したら箸でお湯をぐるぐる回して渦を作る。 Point!! お酢にはタンパク質を固める性質があり、卵の成分はタンパク質なので、お酢が入ったお湯に卵を入れると、表面が固まって、崩れにくくなり、きれいにまとまったポーチドエッグを作ることができます。また初めからお酢を加えると、熱で酸が飛びやすいので、一度沸騰してから加えると効果的です。 |
5 | ![]() | 4の中心に器に割っておいた卵を落とし入れて、2分30秒~3分程茹でる。 |
6 | ![]() | 5をキッチンペーパーの上に取り出し水気を切り、余分な卵白をペティーナイフでトリミングする。 |
~ バター不使用のオランデーズソース ~ | ||
7 | ![]() |
ボウルに卵黄と水を入れて、湯せん(80℃位)にかけて泡立てる。ふんわりしたら火を止め、オリーブオイルを少しずつ加えて乳化させ、レモン汁、塩、こしょうで味を調える。 |
8 | ![]() | 3のイングリッシュマフィンに2のアボカドを広げ、ルッコラを乗せて、その上にベーコンを乗せる。 Point!! 中央を少し窪ませると、ポーチドエッグが乗せやすいです。 |
9 | ![]() | 8の上に6のポーチドエッグを乗せ、7のオランデーズソースをかける。 |
10 | ![]() | 9の上にパプリカパウダーとシブレットを飾る。 |
11 | ![]() | 完成! |
動画はこちら