スーパー、コンビニで大ヒット!豆腐バー ~ 食べ比べ編

スーパー、コンビニで大ヒット!豆腐バー ~ 食べ比べ編

2023-7-18

皆さんは、最近スーパーやコンビニエンスストアで良くみかける「豆腐バー」を食べたことはありますか?

「豆腐バー」は、お豆腐をスティック状にしてパックした商品で、発売からおよそ1年程で1,000万本以上を売り上げた大ヒット商品です。

前回の「スーパーで買える!美味しいプラントベースミート(代替肉) 5選」ではタンパク質源として肉の代わりに、植物性タンパク質を利用した「代替肉」や「大豆ミート」などの「プラントベースミート」について特集しましたが、今回は日本で古くから食べられてきたタンパク質源である豆腐を、新しい形状にした「豆腐バー」についてご紹介します。

前編(本記事)ではそれぞれの商品の比較についてご紹介します。後編ではもっと美味しくもっと楽しく食べられるアレンジレシピについてご紹介しますので楽しみにしてくださいね。

[続編]
スーパー、コンビニで大ヒット!豆腐バー ~ アレンジレシピ編
スーパー、コンビニで大ヒット!豆腐バー 食べ比べ編 vol.2

 

※本記事に記載ある参考価格は記事執筆時点の価格です。

※本記事で紹介する商品は必ずしもヴィーガン商品ではございません。必要に応じて記載のアレルギー物質をご確認ください。

 

豆腐バーって?

それでは先ずは「豆腐バー」について簡単にご説明します。

豆腐バーは、元々お豆腐や油揚、豆腐加工品、豆乳などを製造販売する豆腐メーカー・株式会社アサヒコが開発した商品で、セブン&アイHD202011月に全国販売を開始して広まりました。現在はアサヒコ以外の会社も参入し、盛り上がりを見せています。

人気の秘密はサラダチキンバーと同じように、 お皿やお箸も必要なく手軽に食べられる形状とその食べ応え、1本で10g以上も植物性タンパク質を摂ることができるのにコレステロールと糖質が抑えられてヘルシーな点です。またシンプルな美味しさとフレーバー展開も魅力となっています。

高タンパク、低カロリー、低糖質という現在の食のトレンドにピッタリの豆腐バーは今後もますます人気が高まりそうですね。

それでは、各社の豆腐バーにはどんなフレーバーがあって、どんな違いがあるのかをご紹介していきたいと思います。

 

TOFFU PROTEIN 豆腐バー / アサヒコ

元祖「豆腐バー」といえば、こちらです。2020年の発売から生産ラインが間に合わないほどの売れ行きだそうで、現在3種類のフレーバーが展開がされています。どれも動物性不使用です。

「旨み昆布」は豆腐ととても相性の良い昆布にしいたけエキスがプラスされています。食べると旨みとまろやかさを感じます。白い見た目に、物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、想像よりもコクを感じられ、飽きのこない味付けです。お料理に加えたり、トッピングに使ったり和洋中、“幅広く使えるお豆腐とはちょっと違う新しい食材”としての可能性を感じました。食感はもめん豆腐というより、茹でたササミや鶏胸肉、魚肉ソーセージを思わせる「ぎゅっ」とした食感があり、噛むと「もちむぎゅ」な噛みごたえがあります。

「バジルソルト」は食べるとほんのりと爽やかなバジルの香りがして洋風なイメージです。食感は「旨み昆布」と似ています。お豆腐はプレーンな味で、トッピングや調理で味を変えて食べるものという常識を覆す、新しいお豆腐のスタイルです。“バジル香るお豆腐”は新感覚で大変美味しいです。

「蓮根と枝豆」は「旨味昆布」に蓮根と枝豆を混ぜただけでしょ?と思ったら、食べてびっくり!まるで色とりどりの野菜と豆腐を炒め煮にした“炒り豆腐”や関西で食べる上品な高野豆腐の煮物のようです。デパ地下の幕内弁当に入っていても良さそうな商品でした。甘さは控えめで旨みが強く、蓮根や枝豆、にんじん、しいたけなどの食感があり、とても美味しいです。ボソボソ感がないので、高野豆腐の煮物は苦手という方もこれなら食べられます。コンビニでおにぎりを買うなら不足しがちな栄養素を補う為にも、ぜひ1本加えたいと思う大変おすすめの商品です。

 

TOFFU PROTEIN 豆腐バー 旨み昆布
タンパク質10.9g
参考価格139円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページamazonおすすめレビュー

TOFFU PROTEIN 豆腐バー バジルソルト
タンパク質10.7g
参考価格139円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページ amazonおすすめレビュー

TOFFU PROTEIN 豆腐バー 蓮根と枝豆
タンパク質11.1g
参考価格181円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページ amazonおすすめレビュー

なめらか食感豆腐バー / 太子食品

次にご紹介するのは太子食品の豆腐バー2種類です。この商品が他の豆腐バーと異なる特徴は、その“なめらかさ”です。

豆腐バーのお豆腐をギュと固めた食感が苦手だなぁと感じる方は、ぜひ一度こちらをお試しください。口当たりが良くソフトで大変食べやすいです。

「かつおだし味」は、まるでかつお節のかかった冷奴にだし醤油をかけて食べているような美味しい味付けで、そのままでもパクパクと美味しく食べられます。

「ブラックペッパー」は、チキンベースにブラックペッパーが効いていて、おつまみにもピッタリ!目をつぶって口にいれたら、さっぱりめのしっとりハム??と思ってしまう味わいです。どちらのフレーバーも柔らかくてとても美味しいです。

 

なめらか食感豆腐バー かつおだし味
タンパク質10.1g
参考価格128円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページamazon

なめらか食感豆腐バー ブラックペッパー味
タンパク質
10.7g
参考価格128円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページamazon


豆腐バー / ローソン

次にローソンで販売されている豆腐バーをご紹介します。

ローソンには、「旨み昆布」、「バジルソルト風味」の2種類の豆腐バーが販売されています。

こちらの商品は製造がアサヒコです。最初に紹介したアサヒコの「TOFFU PROTEIN 豆腐バー」の「旨み昆布」と「バジルソルト」同じ味・食感ですので、基本的にはパッケージを替えてコンビニで買えるようにした商品だと思います。手軽にコンビニで買えるのは嬉しいですよね!

ちなみにファミリーマートにも同じようにアサヒコ製造の「旨み昆布」と「バジル風味」が販売されていますので、是非お近くのコンビニで手に取ってみてください。

 

豆腐バー 旨み昆布
タンパク質10.9g
参考価格149円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページおすすめレビュー

豆腐バー バジルソルト風味
タンパク質10.7g
参考価格149円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページおすすめレビュー

豆腐バー / セブンイレブン

最後はセブンイレブンの豆腐バーです。「和風だし」、「柚子胡椒風味」、「枝豆とひじき」、「おからと枝豆」の4種類のフレーバーが販売されています。

こちらも製造はアサヒコなのですが、セブンイレブンオリジナルのフレーバーがあります。

気をつけなければいけない点として、「和風だし」と「柚子胡椒」にはかつお節エキスが入っている為、ヴィーガン商品ではありません。もし動物性不使用が良ければ「枝豆とひじき」か「おからと枝豆」を選んでください。

「和風だし」は、他のコンビニエンスストアやアサヒコの豆腐バーの「旨み昆布」と比べてもほとんど違いを感じられないくらいの、「ほんのりかつおの風味がするかな〜」といった味わいです。食感も似ています。

「柚子胡椒風味」は、爽やかな柚子胡椒の香りがします。ただ風味だけで、柚子胡椒のピリッとするような辛さはありませんのでお子様や辛いのが苦手な方でも食べられる商品です。他のコンビニエンスストアにはないユニークなフレーバーです。

「おからと枝豆」と「ひじきと枝豆」は食べやすさ美味しさに感激しました。豆腐バーというより煮物をいただいているような完成度です。アサヒコの「蓮根と枝豆」よりも少し甘めの味付けで、大変美味しいです。甘めに炊いた“がんもどきの含め煮”、根菜と厚揚げをじっくり煮た“煮物”や具沢山でしっとり炊いた“卯の花”を食べやすくスティック状にした感覚です。「一度食べたけど物足りなくて、その後豆腐バーになかなか手を伸ばせなかった」という方にも、これなら通常の豆腐バーとは違ったお惣菜感覚でお召し上がりいただける商品だと思いますし、「シンプルな白い豆腐バー飽きてしまった」という方にも、お試しいただきたい商品です。母さんが作った煮物をいただいているような豆腐バーなので、ひとくちサイズにカットして、お弁当箱に詰めても、もちろんランチにそのまま1本加えても、お父さんのおつまみにお出しても良いと思える使い勝手の良い素晴らしい商品です。

 

豆腐バー 和風だし
タンパク質11.3g
参考価格149円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページおすすめレビュー

豆腐バー 柚子胡椒風味
タンパク質11.3g
参考価格149円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページおすすめレビュー

豆腐バー おからと枝豆
タンパク質11.9g
参考価格181円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページおすすめレビュー

豆腐バー 枝豆とひじき
タンパク質11.0g
参考価格181円
アレルギー物質
大豆
商品詳細 公式ページおすすめレビュー

 

 

いかがでしたでしょうか?

豆腐バーの魅力を感じられましたでしょうか?気になる1本はございましたか?

糖質制限ダイエットと共にサラダチキンが大ヒットしましたが、豆腐バーはさらにヘルシーで、日本が誇る素晴らしい伝統食材であるとお豆腐を現代人のライフスタイルに合わせて進化させた、将来性を感じられる商品でした。

これからもますます色々なフレーバーが発売されると思いますので、とても楽しみですね。

スポーツの後のタンパク質補給にいつもサラダチキンバーを食べているという方には是非一度お試しいただきたいですし、そうでない方もおやつや何か小腹を満たしたいと思った時などにふと豆腐バーを思い出していただけたら嬉しいです。栄養バランスを整えたいと思った時にも最適です。

次回は豆腐バーを活用したお料理や美味しく食べられるアレンジレシピなどをご紹介していきたいと思いますので、ぜひそちらもお楽しみにしてください。

ここまでお読みくださってありがとうございます。この特集で「豆腐バー食べてみようかな?」と思った方や「私はこれがお気に入りです。」などございましたら、ぜひお聞かせください。皆さまのコメントをお待ちしております。

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