初心者大歓迎!米粉パン入門レッスン

Day 4 - 米粉のパン・オ・フロマージュ

約60~70分

米粉のパン・オ・フロマージュ

Day4は、Day1で作った基本のパン生地にチーズ(フランス語でフロマージュ)を包んで成形し、上からチーズをかけて焼く、チーズたっぷりの米粉パン「パン・オ・フロマージュ」を作りましょう

この作り方を学べば中にフィリング(具材)を包む米粉パンを作れるようになります。そのやり方をアレンジすれば、ツナマヨパンやカスタードパン等も作る事ができるようになりますよ。

カリッとしたクラスト、もちもちのクラムにじゅわ〜んとチーズがとろけだし、得に焼きたては格別の美味しさがあります!熱々を食べられる特権は手作りならでは!ぜひ焼きたてを味わってみてくださいね!

質問等あればコメント欄からコメントしてくださいね。

 

道具

  • スケール
  • ボウル (直径25cm程度の大きめのサイズ)
  • ラップ
  • オーブン
  • オーブンペーパー(シルパッドがおすすめ)
  • 小さめのナイフ(切れ味が良いもの)
  • ヘラ(ゴムベラがおすすめ)
  • アルミホイル(2重にして30cmくらい、くっつかないタイプ、もしくは植物脂を塗っておく)

 

あると便利 / 仕上がりが良くなるもの

  • コルヌ/スケッパー(耐熱プラスチック製のハードタイプがおすすめ、生地の分割や取り出しがしやすくなります。)
  • ハケ(シリコン製がおすすめ、発酵後のデリケートな生地に油をやさしく塗れます。)
  • 茶漉し(粉が均一に振れます。)

 

[関連読みもの]
初心者必見!パクペルが米粉パン作りに使用している調理器具

材料(4つ分)

  • 米粉 190g (製パン用ミズホチカラ)
  • 片栗粉 10g
  • きび砂糖 15g
  •  4g
  • ドライイースト 3g
  • サイリウム 5g
  •  185g
  • 植物油 10g

 

  • チーズ 80g (小さくさいの目にカットしておく)
  • シュレッドチーズ 40g 

 

  • 米粉 適宜
  • 植物油 適宜

 

[関連読みもの]
初心者必見!パクペルで使ってる米粉パン作りの基本材料

 

作り方

手順1

ボウルに米粉、片栗粉、きび砂糖、塩、ドライイースト、サイリウムを入れヘラで混ぜる。

 

手順2

水と植物油を加えてヘラで混ぜる。

加える水は、お使いになるドライイーストの注意書き等を参考にして、ドライイーストが働き易い温度内(一般には38〜40度程度)のぬるま湯にしてください。但し生地は温度が高いと発酵が進みやすいので、夏場の暑い時期はぬるま湯ではなく常温の水、猛暑の場合は冷水をお使いください。

Tips 混ぜ方(フォンテーヌ)  Day1参照

 

手順3

粉気がなくなるまで混ぜたら、ラップをして常温で15分おく。

米粉パンは発酵が進みやすいので、とても暑い日はおく時間を10分程度にしてください。

Tips 何故15分おくの?  Day1参照

 

手順4

台に出して捏ねる。

コルヌを使うと生地を取り出しやすいです。作業台はあればシルパッドを使い無ければ、清潔にして台の上で行いましょう。100回程度(生地が乾燥しないように5分以内で)こてねください。

Tips 捏ね方  Day1参照

Tips どのぐらい捏ねれば良いの?  Day1参照

 

手順5

手に植物油を付けて生地を丸め、4等分にし、さらに丸める。

コルヌを使うと生地を分割しやすいです。

Tips 生地の分割は正確に!  Day1参照

Tips 丸め方  Day1参照

 

手順6

丸めた生地を10cmくらいに平らに伸ばし、チーズを中央に横向きで置き、チーズを包むように優しく丸める。閉じ目をしっかり閉じて閉じた面が下(底面)になるように置く。

フィリングが飛び出さないようにしっかり閉じて閉じた面を下にしておきましょう。

 

Tips フィリングのポイント!

フィリングとは中に詰める具材のことを指します。今回はチーズを包みますが、チョコレートやツナマヨ、あんこ、カスタードなど様々な具材を包む事が出来ます。

ポイントとしては具材の大きさは小さめで大きさを揃えておくこと!包みやすく火の通りも良くなります。また両手が塞がるので、予め1つ分ずつに分けておいたり、あんこなどは、丸めておくと包む際にスムーズに作業を進める事ができます。

ゴロゴロと大き目で具材感のあるフィリングの場合は、生地を破いてしまわないように角を無くしておきましょう。そしてフィリングの固さに気を付けるのもポイントです。あんこやカスタードなどは火にかけたりレンジで水分を飛ばすなどして餡が緩すぎないようにしておきましょう。カレーなどのルーもじゃがいもなどのデンプン質の多い具材を入れたり、水溶き片栗粉やコーンスターチなどを加えて固さを調節すると包み込みやすくなります。

生地を包む際、平らにする生地は、中央を厚めに周りを薄くすると、厚みを均一に包むことができます。

 

手順7

天板にオーブンペーパーやシルパッドを敷き、丸めた生地を間隔をあけて並べ、ラップを被せる。オーブンの発酵機能を用いて、35°Cで約10〜20分発酵させる。真冬などの寒い日は40°Cで約30〜40分 発酵させる。

オーブンに発酵機能がない場合は、暖かい所に置いて発酵させてください。時間はあくまでも目安です。一回り程大きくなるまで発酵させてください(以下のTips参照)。

Tips 乾燥が天敵!  Day1参照

Tips 適切な発酵具合は?  Day1参照

 

手順8

オーブンから天板ごと生地を取り出し、オーブンを200℃に予熱し始める。

オーブンから出した後もパン生地は発酵が進みます。発酵完了の少し前のタイミングでオーブンから取り出してください。

 

手順9

オーブンを予熱をしている間に、焼く準備をします。生地に植物油を塗って、ハケで油を付けたナイフで十字に切り込みを入れ、シュレッドチーズをのせる。

 

Tips チーズはご自由に!

チーズは中に包んだチーズと、ふりかけるチーズを変えていますが、1種類にして中もシュレッドチーズにしても良いです。また複数のチーズを混ぜて使うと味に深みが出てより美味しくなります。お好みでチーズの種類を変えて楽しんでくださいね!

 

手順10

200℃に予熱が完了したら、オーブンで25分程焼く。

途中で程良い焼き色がついたら、2重にしたくっつかないアルミホイルもしくは植物脂を塗ったアルミホイルを被せて焼くとチーズを焦がさず焼くことができます。

Tips ご自分のオーブンを知ろう!  Day1参照

 

手順11

焼けたら天板ごとオーブンから取り出して完成!

 

Tips 焼き上がりの目安  Day1参照

Tips 保存方法  Day1参照

 

 

みんなの参考になるよう、完成した米粉パンは是非投稿してみてください!パクペルからもコメントをお送りします!他の人の米粉パンへの応援コメントも大歓迎です!