米粉クッキー入門レッスン

Day 1 - 米粉クッキー(プレーン)

約35分

米粉クッキー(プレーン)

Day1は小麦粉も卵も乳製品も白砂糖も使わないグルテンフリーかつヴィーガンの基本のクッキーを作ります。

乳製品も卵も白砂糖も使わないので低カロリーでとってもヘルシーですし、シンプルな味わいなので、大人から子供まで親しみやすいクッキーになっています。サクサクした食感と優しく甘い口溶けが、初めて食べてもどこか懐かしいような気持ちにさせてくれるクッキーです。

手作りクッキーは初心者向けのレシピですが、この米粉クッキーはさらに簡単!材料を混ぜて、延ばして、くり抜き、焼くだけで出来るので、お菓子作りが苦手な方や初心者の方、お子様でも作ることが出来ますよ

ふと「美味しくて身体に優しいおやつが食べたい!」なんて時にもすぐに作れてしまいます。オーブンから漂うクッキーの焼ける香り、焼き立てを頬張る幸せはもう最高です。

 

道具

  • スケール
  • ボウル(直径20cmぐらい)
  • ストレーナー
  • ゴムベラ
  • 麺棒
  • クッキー型
  • シルパッド(またはクッキングシート)


あると便利 / 仕上がりが良くなるもの

  • ラップ(またはクッキングシートやOPPシート)
  • ルーラー
  • パレットナイフ

 

[関連読みもの]
初心者必見!パクペルで使ってる米粉クッキー作りの道具・調理器具

 

材料(目安 直径 3.5cmのクッキー型約30枚)

  • 製菓用米粉(ミズホチカラ) 40g
  • アーモンドプードル 30g(粉のダマを取り除くため予めストレーナーで振るっておく
  • 片栗粉 15g
  • きび砂糖 30g(粉のダマを取り除くため予めストレーナーで振るっておく
  • 塩 ひとつまみ

  • 植物油(米油、なたね油など) 30g
  • 豆乳または水 15〜20g

 

[関連読みもの]
初心者必見!パクペルで使ってる米粉クッキーの材料

 

作り方

手順1

米粉、アーモンドプードル、片栗粉、きび砂糖、塩をボウルに入れゴムベラで全体に混ぜる。

米粉、アーモンドプードル、片栗粉、きび砂糖、塩をボウルに入れゴムベラで全体に混ぜる。

Tips 粉のダマは振るっておく

米粉や片栗粉はダマになりにくいので、振るう必要はありませんが、アーモンドプードルときび砂糖はダマになりやすいので予めストレーナーで振っておきましょう。

 

手順2

豆乳(もしくは水)と植物油を混ぜ合わせる。まとまらなかったら、粉気が無くなり、まとまるまで豆乳を少しずつ(最大 5g 程度まで)足して混ぜる。

豆乳(もしくは水)と植物油を混ぜ合わせる。まとまらなかったら、粉気がなくなりまとまるまで豆乳を少しずつ(最大 5g 程度まで)足して混ぜる。

Tips 混ぜ方(フォンテーヌ)

フランス料理・製菓の専門用語 fontaineはフランス語で「泉」という意味です。粉に液体を混ぜ合わせる際は粉の中央を窪ませてそこへ液体を注ぎ、真ん中にゴムベラを入れそこから徐々に泉を大きくしていくようにぐるぐる混ぜていくと上手く混ぜることが出来ます。このやり方で作ればタルト生地などをボウルを使わず平らな作業台の上で粉と液体をうまく混ぜ合わせ生地を作ることもできます。ご自身の混ぜやすい混ぜ方で混ぜていただいて構いませんが、ぜひ一度お試しください。

Tips 豆乳(または水)の量

気温や湿度、使う材料によって水分量が変わります。豆乳を入れすぎてしまうと生地が柔らかくなりすぎてしまいますが、豆乳が程よい量ですと生地が滑らかになり扱いやすいです。また豆乳が少なめですと水分が少ない分まとまりづらいですが、仕上がりがザクザクした食感のクッキーを楽しむことができます。色々試してみて、お好みのクッキーのテクスチャーになるにはどのくらいの豆乳の量でどのような生地の状態がベストかを見極められるようになりましょう。

Tips 豆乳以外でもOK

豆乳はお水やアーモンドミルク、牛乳でもOKです。水やアーモンドミルクの場合は少し生地が緩くなりやすいので、少なめに加えて様子をみてください。牛乳の場合は逆に20g加えても水気が少なく感じるかもしれません。その時はさらに最大5gくらいまで牛乳を足して作ってみてください。パクペルでも色々試してみましたが、どれで作っても味はそれほど変わりませんでした。ただ栄養価はそれぞれに異なりますので、お好みのもので作ってみてくださいね。

 

手順3

5mm位の厚さに麺棒を使って伸ばして、お好きな型でくり抜く。

Tips 伸ばすコツ

ラップやクッキングペーパー、OPPシートなどを使って伸ばすと麺棒にくっつかず伸ばしやすいです。またルーラーがあると均一に延ばすことができ、見た目が揃って美しいだけでなく、焼きムラをなくすことができて、焼き色や食感が統一されます。

 

手順4

天板に敷いたシルパット(またはクッキングシート)に、くり抜いた生地を間隔を空けてのせ、170°Cのオーブンで12~20分程焼く。

お好みの焼き色が付いたら取り出して完成です!

天板にシルパットやクッキングシートをのせ、くり抜いた生地を間隔を空けてのせ、170°Cのオーブンで15~20分程焼く。

Tips 焼き時間

焼き時間は目安になります。お使いになるオーブンやクッキーの厚さ、大きさにより異なります。170℃で15分程度焼けば”生焼け”や”焼き過ぎ”ということはないとは思いますが、オーブンの温度が低く、焼きが足りないと”生焼け”になってしまったり、温度が高く長い時間焼くと、焦げたり焼き色が強くでたり、堅いクッキーになったりします。一度この温度で焼いていただき、ご自分のお好みの焼き加減を見つけてみてください。

Tips アレンジのヒント

こちらのレシピにレモンの皮のすりおろしを1/2個分加えると柑橘の香る爽やかなクッキーになりますし、お砂糖の量をお好みの甘さに変えたり、黒糖やメープルシュガーに変えるだけでも違う味わいを楽しむことができます。また米粉の種類や違うグルテンフリー粉に変えるだけでも違ったテクスチャーを楽しむことも可能です粉によるクッキーの違いは「5種の米粉で比較!米粉の違いでクッキーはどう変わる?」や「グルテンフリー選手権!!10種の粉で徹底比較!」をご参考にしてください。

色々なアレンジに楽しく挑戦して、上手く作れたら是非みんなにシェアしてみてくださいね!

 

みんなの参考になるよう、完成したクッキーは是非投稿してみてください!パクペルからもコメントをお送りします!他の人のクッキーへの応援コメントも大歓迎です!

Day1のクッキーが上手く作れたら、Day2のルビーチョコレートがけクッキーにチャレンジしてみてね!