最近では、スーパーなどでもグルテンフリーのパスタがよく見かけられるようになりました。
現在、数多くのグルテンフリーパスタが販売されており、お米、とうもろこし、豆、玄米など、さまざまな原材料から作られたパスタが手に入ります。
「一体どの商品が美味しいのだろう…」「普通のパスタと同じ調理法で美味しく作れるの?」といった疑問を持っている方も多いと思います。
実際に試食してみるとそれぞれのパスタによって特徴が異なり、その特徴を活かした調理法があることがわかります。
そこで今回はグルテンフリーパスタについて深掘りし、市販されている数多くのグルテンフリーパスタの中から、美味しいと感じたお勧めの商品をご紹介します。さらに、原材料による特徴や、美味しく調理するためのコツ、またちょっとした注意点などもお伝えしたいと思います。
試食用に作ったパスタのレシピについても、リンクを載せています。
グルテンフリー生活を始めて、大好きなパスタが食べられなくなって残念に思っている方や一度試してみたけど小麦粉のパスタほど美味しくなかったと感じている方々に、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
※本記事に記載ある参考価格は記事執筆時点の価格です。
目次
こまち麺パスタ フェットチーネ / 波里
こちらの商品は今回のご紹介する中で、試食での評価が最も高かった、お勧めの商品です。
主原料に国産のうるち米を用いた、少し幅広で半生タイプのフェットチーネです。見た目はスイートコーン粉末の効果で、デュラムセモリナに似た、黄色味がかった色をしています。
実際に茹でてみると、茹で汁がドロっとなるほどヌメリが出ます。このまま湯切りしソースに絡めると、澱粉質が強くてベタベタとした仕上がりになってしまいます。茹で上がったらザルに取り、水で表面についた澱粉を洗い流し、そのあと水気を取るのがポイントです!
また麺同士がくっつきやすいので、水気を切ったらオリーブオイルを絡めておくと良いでしょう。
今回はバジルソースを使った、エビと旬の空豆のジェノベーゼ仕立てにしてみました。驚くほどもちもちした食感の麺で、ソースとよく絡み、時間が経っても伸びにくく、ふやけず、冷めても美味しいパスタでした。