立夏を迎え、暦の上では夏となりました。
皆さんエスニック料理はお好きですか?だんだん熱くなってくると、なぜかエスニック料理が食べたくなります。特にタイ料理やベトナム料理は日本人にも人気ですよね。
お野菜がたっぷりで、ハーブやスパイスなどを使ったメニューが多いため、健康的で美容にも良いイメージがあるのに加え、独特の味わいと香りが刺激的でエキゾチックな雰囲気を楽しめるというのが人気の理由だと思います。
今回は好評を頂いた「世界の料理レシピ ~ 韓国編」に続き、タイ・ベトナム編をご紹介します。美味しくて簡単なのはもちろん!タイ・ベトナムのお料理の魅力や食文化などにも触れながらご紹介して参ります。
いつもの献立に何か変化をつけたいときなどに、エスニック料理を覚えておくと便利ですし、食卓に一品加わるだけで、 五感を通して異国情緒を味わえ、海外旅行気分を楽しむことができますよ。ぜひご参考にしていただけたら幸いです。
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無印良品「手づくりキット トムヤムクン」で乳製品不使用のトムヤムクン
まず最初にご紹介するのは、タイ料理から「無印良品「手づくりキット トムヤムクン」で乳製品不使用のトムヤムクン」です。
タイは、世界遺産やビーチリゾートなどの観光名所が豊富で日本人旅行者に人気の国の一つです。そんなタイの料理には、どんな特徴や魅力があると思いますか?
タイ料理は“辛味”や“塩味”、“酸味”、“甘味”といった、味の基本要素をひとつの料理に詰め込んでいるのが特徴です。そしてその味の基本要素は重なり合っていながら、決してぶつかり合うことなく、バランスが絶妙で調和を作り出しています。そしてそこに、香辛料や香味野菜、香り高いハーブが加わり、これらが合わさることで、あの特徴的なタイ料理らしい味わいが生まれるのです。
そんなタイ料理の象徴のような料理が、「トムヤムクン」です。
「トムヤムクン」には先ほどの味の基本要素が表現されていて、強烈な唐辛子の“辛味”と、発酵調味料である魚醤の“塩味”、ライムの爽やかな“酸味”やココナッツミルクのまろやかな“甘味”があり、そこへスパイシーで爽やかな香りがする“カー”、“タクライ”、“バイマクルー”といったスパイスが使わています。そして最後に独特な清涼感を持つパクチーが加わり、その絶妙で複雑なハーモニーが人々を魅了し、世界三大スープの1つと言われています。
そんなトムヤムクンをイチから作ろうとすると、調味料やハーブ、香辛料などの材料を揃えなければならず大変ですが、今回ご紹介する「トムヤムクン」は、無印良品の「